有楽製菓をご存知ですか?
有楽製菓はブラックサンダーを製造している会社です。
ブラックサンダーが若い女性を中心に人気なことから株式上場しているか気になった方もいるかと思います。
有楽製菓の基本情報、株式上場、株主優待について調べてみました。
ブラックサンダーの人気理由についても調べてみました!
有楽製菓の基本情報
社名:有楽製菓株式会社
所在地:東京都小平市小川町1-94
創業:昭和30年2月
事業内容:菓子製造販売
売上高:120.3億円(2018年7月期)
従業員数:352名
有楽製菓の代表商品と言えば「ブラックサンダー」ですね!
引用:https://www.yurakuseika.co.jp
地域限定品を含めると21種類ものブラックサンダーが発売されています。
駄菓子屋さんで見たことがある方もいると思いますが
「チョコケーキ」という製品も有楽製菓から発売されています。
ブラックサンダーの売り上げがかなりを占めて、120億円売り上げているということのようですね!
有楽製菓は株式上場しているの?
結論から言うと有楽製菓は株式上場していません。
ブラックサンダーが大人気なことから上場している企業と思われている方もいるかと思います。
しかしお菓子業界では大きな売り上げを占めているわけではありません。
お菓子業界売上高ランキングは以下のようになっています。
1位:江崎グリコ 22.9%
2位:カルビー 16.6%
3位:森永製菓 12.3%
4位:明治HD 9.6%
5位:ブルボン 7.4%
6位:不二家 7.0%
7位:亀田製菓 6.6%
8位:中村屋 2.8%
9位:井村屋 2.6%
10位:湖池屋 2.2%
このランキングに有楽製菓は入っていません。
10位までの企業はすべて上場しています。
有楽製菓は上場しておらず、ブラックサンダーに関わる株は購入できないことが分かります。
有楽製菓の株主優待は?
残念ながら有楽製菓は株式上場していない為、株主優待も存在しません。
有楽製菓は事業拡大を目指していないようなので、株式上場はしない可能性が高いかもしれませんね。
ブラックサンダーの人気の理由は?
ブラックサンダーは1本あたり115キロカロリーもあり、1つ食べたら満足できるボリュームがあります。
しかも1個32円で安い!
これが人気の理由です。
しかし、1994年に発売したブラックサンダーですが10年はあまり売れませんでした。
ブラックサンダーは子供向けとして商品化しました。
当時は駄菓子が安く10円、20円で買えました。
子供向けで30円のお菓子は高いと思われていたようです。
確かに子供の10円って大きい額ですもんね。
そんなブラックサンダーがヒットした理由は?
2006年に「生協の白石さん」で有名になった東京農工大学の生協職員・白石昌則氏にブラックサンダーが紹介されたことから
大学生協を中心に少しずつ売り上げが上がっていきました。
2008年にブラックサンダーが大ヒットする出来事が起こります。
2008年の北京五輪の直前に体操の内村航平選手が取材で
「好きなお菓子はブラックサンダーです」といいました。
内村選手は北京五輪で銀メダルを獲得しました。
これをきっかけに商品の発注も相次ぎ、2カ月分の在庫が1週間で底をつきました。
翌09年、販売数が1億個を突破しました。
まとめ
有楽製菓はブラックサンダーを製造している会社です。
有楽製菓は株式上場していません。その為、株主優待は存在しません。
人気の理由は1本あたり115キロカロリーとハイボリュームですが32円と安く買える点です。
ブラックサンダーの人気の火付け役となったのは生協の白石さんと内村航平さんです。